クリスマスまでひと月を切り、本格的に彼氏を作らねばと躍起になっているあなた!
焦る必要はありません。なぜなら、年末には彼氏を作ってはいけないから。
クリスマスから年末年始にかけては、実は恋人たちにとって試練が多い時期。
とくに年末、焦りモードで付き合い出したカップルには、年明けにクリスマスのラブイベントを上回る、クライシスイベントがやってくる危険も。
この時期に恋人を作る危険性を知って、残りの2012年はシングルで穏やかに過ごそうではありませんか。
クリスマスから新年にかけては、実は恋人作りには最も適さない時期です。
その理由をご紹介しましょう。
●ドラマチックすぎるイベントは、後が続かない
クリスマスから新年にかけての盛り上がりときたら、それはもう全世界規模。
そして、ドラマチックすぎるイベントの後に残るのは、平凡な日常です。
圧倒的に盛り上がりに欠けるため、彼への熱も一気に冷める恐れがあります。
クリスマスに、やれディナーだのプレゼントだのと、現実離れした恋人ライフを過ごしてしまうと、その後の日常が色あせて見えてしまうのです。
●駆け込み彼氏と旅行をしてはいけない
クリスマスで盛り上がったふたりが起こす行動は、年末年始休暇を使っての旅行計画です。
付き合って間もないふたりが旅行なんてしようものなら、気を使ってしんどくなるか、素をさらけ出しすぎて引く(引かれる)の、2つに1つです。
とくに海外旅行は開放感からトラブルにも巻き込まれやすく、そんな時にはお互いの素が出やすいもの。
しかもトラブル時に露呈する素が、プラスに働くことはほとんどありません。
そんな事態になったら、期間長めの海外旅行などもはや苦行です。
年始の帰国便で無口なカップルが多いのは、明日からの仕事が憂鬱という理由ばかりではないのです。
●休暇明けは仕事が忙しくて会う時間がとりにくい
クリスマスから年始にかけての浮かれたイベントがひと段落して仕事が始まると、リズムができるまでしばらくは仕事が忙しくなるものです。
たっぷり休暇をとったひとほど、年末からの宿題メールがたまって、休み明け初日から終電で帰宅なんてこともザラですよね。
恋人優先が多めに見られた、クリスマスという夢の時期は過ぎ去り、恋人を優先しようものなら左遷覚悟という忙しい時期が訪れるわけです。
しかし、クリスマスの夢を引きずっているひとが多いので「あんなに私を大切にしてくれたのに、最近彼ったら全然つれない」という事態に陥りやすくなるのです。
●いきなり実家に紹介される危険性アリ
クリスマスが盛り上がると「もうこいつしかいない」と、根拠のない暗示にかかってしまう男性も多いもの。
そんな彼が新年の挨拶に実家に紹介につれていくかもしれません。
いくらなんでも早いでしょうと思いつつも、「私のこと本気で考えてくれてるんだ」と、女性も彼の行動にクリスマス脳で応じてしまうため、事態はややこしくなる一方です。
付き合いが浅く、彼のことも良く知らないうちに実家に紹介されても、良いことはひとつもありません。
彼の知りたくない一面を知るか、彼の両親の知りたくない一面を知るかのどちらかです。
万が一、付き合いが続いた場合は、ずーっと彼の両親がまとわりつくことになりますし。
もし彼氏を探すなら同じラブイベントでも、バレンタインを狙うのがおすすめです。
バレンタインはラブイベントとは言っても、規模から見ればクリスマスとは雲泥の差。
プレゼントも基本的にはチョコで良いわけですし、いきなり大枚はたく必要はありません。
旅行にいくにもGWまでたっぷり時間があるので、少しずつ関係を築いていくにはもってこいの時期なのです。
いつからクリスマスが恋人たちのイベントになったのか定かではありませんが、筆者が物心ついたときには、既に「クリスマス=ラブイベント」の法則がまかり通っていました。
しかし大人になってみてわかったのは、別に彼氏がいなくても楽しいクリスマスって過ごせるな、ということです。
たとえひとりでも、テレビは特番のバラエティーからドラマまで、見ごたえ充分ですしね。
あわてて彼氏をつくって後々面倒なことにならないよう、彼氏探しはバレンタインデーを目標に、慎重に行いましょう。