今年も早いもので、残すところあと2カ月となりました。
この先、クリスマスに向けて本格的な準備が始まり、ツリーやリースが飾られ、街全体が華やいだ雰囲気になっていきます。ツリーがあると、心がウキウキするものです。今年はちょっと大きめのツリーを飾って、クリスマスを楽しく過ごしませんか。
ツリーに大ぶりのオーナメント(飾り)を付けると、遠くから見たとき、インパクトがあります。このツリーはビルの入口に設置されたのですが、電源が取れないため、電飾はつけていません。その分、光沢のあるタイプ(赤玉)やラメ入り(雪の結晶)の飾りを用い、室内からの照明に反射するように工夫しています。
ツリーには常緑樹であるマツの木が用いられることが多く、北海道では主にトドマツやプンゲンストウヒが使われます。ただ、北海道の家は暖房が入り、樹木・生花は数日で枯れてしまうため、人工の樹木や造花を使うことが多いです。
洋菓子店のクリスマスディスプレイです。2階の窓のあたりにリースとガーランド(壁飾り)を付け、門にも飾り付けをしました。高いところに飾ると、立体的に見えて、建物全体が映えますので、お勧めです。
造花と電飾を組み合わせました。高さ1.2mくらいです。大ぶりの花を中心に色、種類とも抑えて、シンプルに仕上げると、大人っぽい雰囲気を醸し出します。逆にかわいらしくしたい場合は、小花を多めに入れるといいでしょう。
11月下旬には札幌・大通公園でホワイトイルミネーションが開幕し、街のあちこちがイルミネーションで彩られますが、電球には発光ダイオード(LED)を使うのが一般的になっています。
LEDを使ったイルミネーション
LEDは消費電力が小さく、割れにくく、安全性が高いのが特徴です。一方で、水気に弱いため、屋外で使う場合には防水タイプを選び、設置する時はコントローラーを含めて完全防水にしましょう。
また、電球を樹木に巻きつける場合、強く巻いたり、一晩中点灯していると、樹木が弱ることもあるので気をつけてください。電球をしまうときは、よく乾燥させてから梱包し、湿度の低いところで保管することが大切です。