重心が後ろに下がったままで歩いているようだ。ハイヒールサンダル靴の寿命が特に短いのは、面積の小さいかかと部分ばかりに力が加わるからだろうか。
履くヒール靴は4センチ程度のパンプス。ヒール靴は疲れるので履きたくないのが本音だが、きちんとした印象にしたい時には必要だ。だが、年明けに買ったパンプスは3日でヒール部分が大きくえぐれ、修理が必要になった。
歩き方にも特徴がある。1本の線の上をつま先をやや外側に向け、土踏まずで線を踏むようなイメージで、内くるぶしを前に見せて歩く。こうすればきれいに見えるうえに疲れにくく、底も減りにくいという。
内くるぶしを見せて立つと美しい姿勢に
「ハイヒールを履いたとき、最も美しく見えるのが、一方の足のかかとをもう一方の足の土踏まずの内側につけて、内くるぶしを見せて立つバレエの“3番ポジション”。この立ち方だと、デコルテが自然に開いて姿勢がよくなり、体が1本の縦ラインのようになり、スッキリと美しく見えます」