本商品の対応モデル:
HP EliteBook 2570p, HP EliteBook 2560p
そんな充電式バッテリーにも寿命があり、長く使ううちに充電可能な電力量が減ってしまいます。その分、パソコンやスマートフォンを利用できる時間も短くなります。
使い方にもよりますが、リチウムイオンバッテリーの場合、500回くらい充電と放電を繰り返すと、寿命に近づくと言われています。毎日充電する使い方なら、約1年半から2年くらい経過すると、バッテリーの交換を検討する時期となるでしょう。充電可能なバッテリーも、ある意味消耗品と言えるのです。
バッテリーをいっぱいに充電した状態のことを「満充電」といいます。充電と放電を繰り返すと、徐々に満充電にしたときの容量が減っていきます。これをバッテリーの劣化といいます。
長期的な使用で劣化する以外に、使い方が原因で通常の使用より早く寿命を迎えてしまうことがあります。
1.満充電(残量100%の状態)での保存
対策:電源アダプターをつないだままにしない
電源アダプターをつなぎっぱなしにしていると、「満充電保存」と呼ばれる状態になります。劣化の原因ですので、電源アダプターをつないだまま残量100%の状態での使用・放置は控えましょう。
2.残量0%状態での放置
対策:残量が0%の状態で放置しない
満充電状態がバッテリー劣化の原因になる一方で、「過放電(残量0%の状態)」もその原因になります。EliteBook 2570p 交換用バッテリー残量が0%の状態で長期間放置すると、内部の素材が劣化する場合があります。久しぶりに使おうと思ったのに充電ができない、となると困りますよね。使わないことが、反対に劣化を促進してしまう恐れがあるのです。
対策は、バッテリーが0%の状態で放置しないことです。0%になった場合はすぐに充電するのはもちろん、しばらく使わない場合にも定期的に充電し、残量が30~50%ある状態をキープするようにしておきましょう。
3.高温の環境
対策:HP EliteBook 2570p 充電池を高温の環境にさらさない
リチウムイオン電池の最高許容周囲温度は、約45℃といわれています。高温の環境に置くと、それだけで電池の劣化が進みます。例えば、直射日光下の車のダッシュボードや暖房の前に放置してしまう、などです。スマートフォンでも、充電をしながらフルセグでテレビを視聴するなどで、45℃を超えてしまうこともあるのです。
長く使い続けるために、ぜひ以上の対策を心がけましょう。